迷える子羊(ラム)よ、よく聞くがよい。

汝は、無限の可能性を秘めている。

汝の行いによって、(ラム)酒にも(ラム)肉にもなれるのだ。

酒となり池となるか、肉となり林を築くか…。
それは、汝の心しだいなり。

汝は酒や肉になることは出来る。
だが、カレーにはいっている玉葱やじゃがいもと同様に、
自分はカレーと言う名の完成品を形成する素材に過ぎず、
カレーそのものを食べることは出来ない。
つまり、汝は酒池肉林を形成するための素材であり、酒池肉林という完成形を味わうことは出来ない。
悲しいね。

だが、思い返してみてほしい。

玉葱やじゃがいも・肉を入れ忘れてしまいなんだか寂しいカレー。
人参がはいっていないことで、スプーンの手がすすむカレー。

素材があるないで、完成品であるカレーの印象が
こんなにも変わってしまうのだ。

なんということでしょう。

故に、汝は無限の可能性を持っているのである。
やったね。

※注意(ラム肉はともかく、ラム酒と子羊の間に関係性は一切ありません。)